エンカウンター・アート賞
「出会い」を意味し、作品を通じて作家と見る者がつながる賞
ぼくたち
わかさなゆ

この作品は、躁鬱の波の中で生まれた「ぼくたち」 の物語。 ひとりだけど、ひとりじゃない。 心の中には、明るい「ぼく」と沈む「ぼく」が共存している。 その境界は曖昧で、溶け合いながら日々を生きている。 この作品が、揺れる心にそっと寄り添う存在 になれば嬉しい。
「ぼくたち」は、ふたりなのか、それともひとりの中にあるいくつもの「ぼく」なのか。 作品に描かれた存在たちは、どこか曖昧で、はっきりとした輪郭を持たない。 それでも確かに、"ぼくたち" はここにいる。寄り添うように、あるいは少し距離をとるように。 他者との関係、自分の中のいくつもの感情、心に潜むもうひとりの「ぼく」。 そのどれとも言えるし、どれでもないのかもしれない。 この作品を通じて、それぞれの「ぼくたち」を思い浮かべてもらえたら嬉しい。
「ぼくたち」は、ひとりではなく、でも完全にふたりとも言い切れない。 心の中にあるもうひとつの自分、そばにいる誰かとのつながり——その曖昧でやさしい関係を描いています。 この作品を、心にそっと寄り添うものがほしい人に届けたい。 誰かとのつながりに迷ったとき、自分の気持ちがわからなくなったとき、 この絵があなたのハートの奥にある「ぼくたち」の存在を思い出させてくれるかもしれません。 ハートは、ひとつでできているようで、実はふたつが重なり合って生まれるもの。 この作品もまた、あなたの心と響き合い、もうひとつのハートを描いてくれたら嬉しいです。
この作品は、心にそっと寄り添うような場所 に飾ってほしい。 「 寝室やリラックスできる空間に」 一日の終わり、ふと心が静かになるときに眺めてもらえたら嬉しいです。自分自身との対話を大切にする時間に、そっと寄り添う存在になれたらと思います。
作家名 | わかさなゆ |
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価格(税込) | 35,000円 |
使用画材 | アクリルガッシュ |
描画用具 | 筆 |
サイズ(幅×高さ) | 33.3cm×24.2cm |
支持体 | キャンバス |