ストーリー・アート賞
作家の物語を感じ、見る者が共感するアートに贈る賞
光と影の話
YOKOKO SORA

圧倒的なエネルギーの画の前で壁に跳ね返されてしまう自分を感じてしまいます。画に入り込みたい、空間に佇み、意を通じ合う画を描きたいと思い制作しています。
画を描く私と画を見てくれる人が思いをもって入り込める空間を考えています。「無い」のに「有る」光によって現れた影のカップの残像が存在している“時”を描きました。
この画の中にとどまってゆったり会話してくださる方に届けたいです。光の動きで取り留めなく形を変えていくカップはあくまでも影です。影のカップの中で枯れることなくとどまる花、なぜかその花を包み込む程の大きさの蝶モチーフ、画の中に意識を残していただけたら嬉しいです。
ため息つく時、頬杖つく時、ぼっとする時のちょっと斜め上の視線の先に掛けて欲しい。そして窓の傍、空と繋がった場所が良い気がします。
作家名 | YOKOKO SORA |
---|---|
価格(税込) | 60,000円 |
使用画材 | ゲルボールペン・油性ボールペン |
描画用具 | ボールペン |
サイズ(幅×高さ) | W60cm×H84cm |
支持体 | 銅版画紙(ハーネミューレ紙) |